どら、一服するじゃあ


丸太を割った太めの薪が2~3本、いろりにいつもくべられ、火に寄った者が適当に燃えをよくしている。
その煙は天井に消え、この屋根の天辺にある逃がし窓から出て行くが、この窓からモクモクとした煙は見えない。
外に薪がいっぱい積まれてるが、どの木もよく乾燥されている。こういった薪も自分達で調達するからいいが、買えば結構高く灯油など問題にならない。
匠のじっさ達は10時と3時には必ず一服(休憩)する。
差し入れや持ち寄った菓子が、折りたたみの小さなテーブルでいっぱいになる。
そして、
「昔はヒキガエルをよく食ったなあ」、「この頃見ねえなあ」とか、「ネズミだって食ったわ、うまかったわ」とか。要するに食えるものは何でも食ったと同じ話を繰り返す。
竹筒で温めた酒が血色を良くし、四方山話の声がメタ大きくなる。
げんちゃんは食えたのか(カテゴリ・ツバメとカエルたち)とひとり言。 (続く)