地面ほりほり

信州・茅野市は縄文文化発祥の地といわれ、すばらしい形をした土器や土偶がたくさん出土している。なかでも特筆は国宝土偶「縄文のビーナス」で、縄文時代の最初の国宝になり日本一古い称号を持つ。
市内で土地造成する場合は教育委員会に届けを出さなければいけない。少し掘って何かカケラでも出ようもんなら発掘作業に入るから、工事はいったん中止になるというもの。しかも自腹というから多少のことは届けない人も・・・、無理はない。
ここは国道に面した私有地で、周りに家がいっぱい並んでいる。公民館建設のため入口を拡幅してたら出てきて、工事は大幅に遅れた所。発掘状態がむき出しになっているからもう完了したと思われる。ここらに民家が建つ前はどれほどの量が埋まっていたか想像つく。
「昔は蹴飛ばして歩いていた」、「おらいにもいいのがあるぞ」とよく耳にする。冗談に聞こえない。

JUGEMテーマ:地域/ローカル

妊婦さんを野焼きした!?


先週末の土曜日は朝から奇跡的な快晴に恵まれた。
5/13に皆で「仮面の女神」をモデルにした作品の野焼きをするイベントがあったから、主催者の祈りは通じたようだ。
野原で焼いても河原で焼いても「野焼き」という。
私も焼くという遊びを覚えたのはここが原点で、いろんな焼き方を試してもみた。果ては炭焼きまで手を出し浅く広く摘み食いの要領だからどれも中途半端である。
ここの焼き方はシンプルそのもの。今回は水分防止のため下にブリキを敷いてから行った。
①火を燃やし、その周りコンクリブロックを並べ、その上に作品を置いて2~3時間あぶる。
②作品がこんがり変化しだしたら火山を薄くならし、その中心に作品を置く。(熱いぞ~)
③作品の周りにオキ(いこった炭と思えばいい)を置いてさらにあぶる。
④時間を見計らい徐々に周りから小枝を投入して火を焚く。
⑤オキができかかったら火止めして焼きあがり。
下の写真の野焼きを3箇所で行ったが、この方法だと①で膨大なる熱量が無駄に消費されるから、地球温暖化にかなり手助け?している。
どろんこHPでは他の野焼き方法も公開している。興味ある方はどうぞご参考に。

尖石縄文考古館

<尖石遺跡・与助住居><とがり石>
この竪穴式住居は与助尾根に建てられてあるから、私は「与助の住居」と呼んでいる。こんなのが幾つも点在し、開けっ放しだから訪れた人は一応中に入ってみる。そして身内だけで感想を述べ合う。
先日の「とがりっち」のシンボルマークは、この尖り石がモデルになっている。
名前の由来は聞くまでもなく尖ってるから。
この尖石遺跡は国の特別史跡に指定され、日本の三大遺跡の一つと言われている。
ここには「尖石縄文考古館」もある。
国宝土偶「縄文のビーナス」と重要文化財「仮面の女神」も他の土器等と一緒に展示してあり、縄文文化のレベルの高さを確認できる。
どろんこから車で7~8分。

仮面の女神を知ってる?


「仮面の女神」
今年の4月に重要文化財になったばかりの、縄文時代後期の出土土偶「仮面の女神」を作ろう!、という企画が土・日に尖石縄文考古館で行われた。
作り方を教えてと頼まれたから、1日コースの親子約10人を担当させてもらったが、本物から型取りしたモデルを見ながら作り、参加費は無料だから贅沢な企画と思う。
30人若の参加者のわりには取材陣は多く、NHKまで来て1日お付き合いをしていた。
そういえば今日の夕方6時から放送(県内だけ?)するらしいけど、どさくさに紛れて映ってたりして。
1日コースで仕上げた親子の苦心作が並ぶ。
来月17日、早朝から野焼きをして完成させるが、うまく焼けるといいな。

縄文交番です


まだまだ寒いから、どろんこは先週から土・日だけの週末営業でやっている。
先週作られたお客さんの作品は、工房からお母屋に移し自然乾燥中なり。
そのどろんこから車で3分、こんなユニークな交番がある。
知っての通り、わが街茅野市には国宝土偶「縄文のビーナス」があるし、教科書にも載っている与助尾根の竪穴式住居もある。
2000年に出土した仮面土偶は、今年重文に指定されたほど。
だからこんな交番があっても不思議ではない。
え?、おまわりさんはどんな服装かって。
想像してください。

「仮面の女神」が重文にⅡ


全国にある県立や国立博物館に足を運ぶと、茅野市の国宝土偶「縄文のビーナス」の写真が、必ずといっていいほど例外的に展示してある。
それと匹敵するのがこの超大型土偶、愛称「仮面の女神」(h34・2,7㌔)である。重文にはなったが、まだ上を目指している。
国宝になるにはいくつかの条件を要す。
・出所がはっきりしてること。
・学術的、美術的に優れていること。
・完形に近いこと・・・などなど。
この仮面の女神様は、この条件は全て満たしている。
茅野市は、縄文王国をアピールするにお釣がきて困るくらいだが、果たして。

「仮面の女神」が重文に


信州、蓼科高原(茅野市)にはなんと国宝がある。
しかも全国で1番古い(4500年前)という「1番」に価値がある。
国宝になってから満10年が過ぎた。
知る人ぞ知るその名は大型土偶・愛称「縄文のビーナス」(h27,5㎝)
2000年8月には学会を揺るがす土偶が出土して全国を騒がせた。
それがさらに大きいこの大型土偶「仮面の女神」(約4000年前、h34cm)だ。
順調に出世街道を歩んでいる。
出土して2年で県宝に、そして昨日、国の重要文化財に指定された。
舌の先の乾かぬうちにもう国宝の声があがっている。

こんな状態だった


あの焼かれた妊婦が畑から掘り出された記事は、こんな状態でほぼ完形だった。(7/8ブログ土偶を参考)
この完形と場所の特定が考古学では大変重要になる。
まだ公開前であったが、写真が数枚手に入る。それを元に彫塑彫刻(FRP)で復元してみた。展示用にと少し大きめにして。
これも茅野駅改札口に3年間展示してあったが、今はどろんこ工房で静かに眠っている。
日本一古い国宝土偶「縄文のビーナス」と肩を並べる存在感は、当時の芸術性の高さを疑わない。国宝になる日も近いだろう。

「こんがらどうじ」


こんがらという字がパソコンで出てこない、こんなこともあるんだ。
ややこしい、すっと読めない難しい漢字の名前が登録されるのに・・・。
「せいたかどうじ」も出てこない・・・私の頭の中から。
この2童子は不動明王の代表的な脇侍で、この写真の像は「こんがら童子」という。(h40) 
武器を持った像にしては珍しく、笑顔で楽しそうだ。
15年前に8体作り、身内だけに配ったが手元に残ってないとは不覚。
せいたかとの1対は近くの真徳寺というお寺に行った。
たまには会いに行くかな。

縄文のビーナスⅡ


なんと今朝初霜があった。そろそろズボン下が。
さてこれはなんだ???と思うような首がある。
日本で唯一の国宝土偶は「縄文のビーナス」と名づけられた。
身長わずか27,5センチだが、4500年前の技術からすると、大変大きな土偶である。その首から上を拡大してみた。(h60)
他の土偶との大きな違いは、頭部全体に文様が刻まれてることだ。
出土して19年、国宝に指定されて満10年になるが、未だ解読されない。
それだけでなく、縄文時代はまだ謎だらけである。
池田満寿夫氏が茅野市に来た折、名刺に刷られた写真を見るなりあのちっくい眼を剥いて驚嘆されたことを覚えている。
一流人は物を見る目も一流だと思った。
これもベランダに置いてあり、駐車場を眺めている。